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ゲイを告白する前に絶対見てほしい、体験者が語るカミングアウトの注意点

      2015/08/21

ゲイを告白する前に絶対見てほしい、体験者が語るカミングアウトの注意点

ゲイにとって1番のハードルとはなんでしょう?

そのひとつが親しい人への告白、カミングアウトではないでしょうか。

今回は自分もずっと悩んできた「ゲイのカミングアウト」についてお話したいと思います。

 

昔とは違うゲイの認知度、しかし大きな悩みには変わりはない

ゲイは世界でかなり認められるようになってきました。

昨今、先進国を中心にLGBTに関する議論が活発に行われてきています。

そのなかでも特に著名人がカミングアウトするようになり、社会に大きなインパクトを与えています。

日本ではまだ考えられないですが、欧米では就職の際にLGBT枠を設けている企業も珍しくありません。

例えば世界的に有名な企業の一つである、アップル社がその一つです。
さらにアップルの現CEOの方はゲイであることをカミングアウトしており、ゲイであることを誇りに思う、と公言しています。

日本でも同性愛事情は大きく変化し、その先駆けとして渋谷区が同性婚を認めました。
芸能人でカミングアウトをする人も多数現れました。

同性愛について批判的な意見が未だ多いのは事実ですが、それでも一昔前と比べると、カミングアウトに対する敷居はずっと低くなってきています。

 

 

とは言っても、多くのゲイにとってカミングアウトが依然として大きな悩みであることに変わりはありません。

あなたも、少なくとも一度はこの問題に直面したことがあるのではないでしょうか。

ゲイであることを周囲に言うべきなのか、言わないほうがいいのかというのはネット上でも頻繁に議論される問題でもあり、様々な意見が存在します。

ではゲイであることを隠しておくのと、公表するのと、どちらがいいいのでしょうか?

当事者のおかれている状況により異なる、というのが私の答えです。

ちなみに私は、25歳の時に両親にカミングアウトしました。そのことについては、特に後悔したことはありません。

 

友達や仲間へのカミングアウト

ゲイを告白する前に絶対見てほしい、体験者が語るカミングアウトの注意点

初めて友人にゲイであることがバレた瞬間

ノンケで私がゲイであることを知っている人は4人います。

そのうちの2人は両親ですが、残りの2人のうちの1人は大学の友達のNです。

彼についてはバラすつもりはなかったのですが、私の不注意によりバレてしまいました。

私が大学生の頃の話です。
当時Nも大学生であり、ちょうど就職活動中でした。そんなときにNが私の部屋に遊びに来ました。

そして、企業にメールを送るからパソコンを貸してほしいと言われました。

あまりパソコンは他人に使わせたくなかったのですが、一応デスクトップも整理していたし、それにNが就活で苦戦しているのを知っていたので、まあしょうがないかなと思い仕方なくパソコンを貸してあげました。
するとNが持参していたUSBメモリを私のパソコンに差し込み、なにやらUSBメモリの中に入っている資料を企業に送る、と言い出しました。

そしてメールソフトの添付ボタンを押したのです。

その途端、最後に私が開いていたフォルダである、ゲイ画像が大量に入っていたフォルダが画面に表示され、大量のゲイ画像がNに見られてしまったのです。

「K太くん、なにこれ?なにこの画像??」

とNに聞かれました。

もう言っちゃうしかない、と思い、

「実は俺、ゲイなんだ。」

と、ゲイであることを言いました。

するとNは、
「なにその突然のカミングアウト!?」
と、かなり驚いていました。

そのときすでに終電の時刻も過ぎており、その日Nは私の家に泊まったのですが、翌日の朝Nは「カミングアウトの件が気になって全然寝れなかった」と言っていました。
(俺はNにはまったく興味がないのですが 笑)

しかし幸いNは、そういったことにあまりこだわらない性格であったので、その後の人間関係に支障が出るということはなかったのですが、それまで頻繁にあった風俗の誘いは一切なくなりました。
(私には好都合だったのですが)

しかし誰にもバラさないと決めていたので、私の中では大きな失敗でした。

 

職場での苦悩、会社先輩へのカミングアウト

両親以外で私がカミングアウトした人物のもう一人は、前職の職場の先輩です。

とても信頼している先輩なのですが、女性が好きで常に合コンや女性にまつわる話をしていました。

そんな先輩が、彼女がいない俺のことを気にかけ、ある日合コンを企画してくれたのです。

こちらとしては、そもそもそんなお願いは一切しておらず、さらに私はゲイですので全く気が進まなかったのですが、断るのも申し訳ないと思い参加することにしました。

なんとか場も盛り上げることができ、合コン自体は無難に終わったのですが、合コンで女性と連絡先等を一切交換しなかった私に先輩は不満を感じたみたいです。

その後、先輩はメールしてみるといい、と別の女性を私に紹介してきました。断りきれなかった私も悪かったのですが、結局そのメールのやり取りも長く続かず、そんな私に先輩はさらに不満を感じてしまいました。

そしてそれをきっかけに、私と先輩との関係が段々危うくなってきました。

その状況に耐え切れず、ある日飲み会の帰りに、私の方から、自分はゲイだから女性と付き合うのは無理です、とカミングアウトしました

直後は、互いに気まずい雰囲気になりました。
ですがそれからというものの私への女性の紹介もなくなり、しばらく時間が経つと互いのわだかまりもなくなりました。
再び良好な関係に戻ることができました。

時と場合によりますが、カミングアウトしたことが逆によかったのかなと感じました。

そしてその先輩の心の広さは、今でも尊敬しています。

 

仲がよいからカミングアウトをしても大丈夫、というわけではない

私の友達の中にもいますが、同性愛に対して強い嫌悪感を抱いている人は少なからず存在します。

そんな友達にはカミングアウトをしない方が無難でしょう。

では、どうやってよし悪しを判断すればよいのでしょうか?

そういう人たちは同性愛絡みの話になったとき、たいていそれらの存在を強く否定したり、ネガティブなことをあからさまに言ったりします。

そのような言動を聞いて、「あ、こいつは多分理解してくれないな」と悟りましょう。

もちろん人によって性格も様々ですし、同性愛者が自分が同性愛ということがバレないようにわざと言っている、ということも無くはないのですが、私の経験上そういった人たちには隠したままでいることをおすすめします。

 

1番思い悩む、両親へのカミングアウト

ゲイを告白する前に絶対見てほしい、体験者が語るカミングアウトの注意点

気持ちが軽くなった両親へのカミングアウト

私がカミングアウトしたタイミングは、就職する直前です。

大学のころから私はすでに実家を離れて一人暮らしをしていたのですが、大学を卒業して、就職前に実家に帰省しているときに母にカミングアウトしました。

父には言うつもりはなかったのですが、次の日に母が勝手に父に言ってました。

とある夜、母と結婚の話になった時、

「俺はゲイだから結婚はしないよ、と言いました。」

母はゲイと言う言葉の意味を知らず、キョトンとした表情で、

「ゲイってなに?」

と聞いてきました。

「同性愛者ってこと」

率直に、私はそう言いました。すると、

「じゃああんたも、最近よくテレビに出てるあのオカマの人たちと同じってこと?あんたもあんなしゃべり方してるの?」

と言われました。

私は、「ああ、ゲイとトランスジェンダーを一緒と思ってるんだな、」と思いました。

そして、母がゲイはみんなあんな話し方すると勘違いしていることに、逆に私が驚きました。

最近よくテレビに同性愛の人たちが出ているのを目にします。

しかしそのせいで、世間一般の人たちの多くは「同性愛者といえば皆あのようなしゃべり方をして、あのような振る舞いをする」という間違った認識を持ってしまっています。
(特に田舎ではゲイバーや新宿2丁目のような場所もなく、テレビでしか同性愛者の情報を得られないのでそういった固定観念が強い傾向にある)

とりあえず私は、正しい説明をしようと思い、

「あの人たちはトランスジェンダーで、俺はゲイ。全然違うんだけど。」

と言ってはみたものの、

「なんかよくわからない」

と言われ、結局よく分かってくれませんでした。

そしてなにより、私が結婚をしないつもりである、ということに大きなショックを受けていたようです。
沈黙が続き、重苦しい雰囲気が漂うリビング。
なんとなく気まずくなったので、その日は自分の部屋に戻り早々と寝ることにしました。

 

 

次の日の朝、気まずい気持ちでリビングで朝食を取っていると、母から

「昨夜の件だけど…お父さんに言ったから。」

と話しかけられました。

母の性格上、父に言うことは想定済みでしたので、特に何も思いませんでした。

そして、

「何があって、あんたが息子であることに変わりはないからね」

と言われました。

さらに父から、

「いままでもいろいろ大変だったろう」

と言われました。

私としては、自分がゲイであるということをただ親に知って欲しかっただけであり、そんな言葉は望んでいなかったので、

「別に…」

と、当時そっけない返事をしてしまったのを覚えています。

 

親の立場としてはそんなつもりではなかったのでしょうけど、私としてはなんとなく同情されているように感じてしまったのです。

そしてその日は、就職先の某県に移動する予定の日であったので、私は父の見送りの元、そのまま特急列車に乗って地元の町を去りました。

いまでは実家に帰るのは正月くらいですが、親とに間に特に気まずい雰囲気はありません。

私としては、逆に親に対する隠し事がなくなったので、すっきりした気持ちでいられると感じています。

 

何よりも気を使う、両親にカミングアウトする際のポイント

両親へカミングアウトをする際には、いくつかの大切な条件があると思います。

・両親との関係が良好な状態であること

・あなたが自立できる状態であること

・両親の健康状態が良好であること

この3つがカミングアウトをするときのポイントです。
逆に言うと、この条件さえを満たしていれば、カミングアウトをするかしないかはあなた自身の問題であると言えます。

 

<両親の関係が良好な状態であること>

まず1点目については、両親との関係を良好に保つためにために重要なことです。
残念ながら、同性愛について嫌悪感を抱いている人は少なくありません。

カミングアウトすることであなたの印象がプラスになる、ということはほとんどないでしょう。

多くの人は、少なからずあなたについてマイナスの印象を持ってしまいます。

もし、両親との関係が良好でない状況でカミングアウトをすると、その関係はますます悪化してしまう可能性が高く、その後の関係に影響を及ぼしかねません。

なのでその影響を最小限に抑えるためにも、両親との関係が良好なときにカミングアウトをしましょう。

 

<あなたが自立できる状態であること>

2点目については、あなたのために重要なことです。

もしあなたが実家で暮らしていて、自立していない状態でしたらカミングアウトをすることはあまりおすすめできません。

なぜなら、最悪の場合家から追い出されてしまう、ということもありえるからです。

カミングアウトをするならば、あなたが経済的に自立してからのほうがいいでしょう。

また最悪の事態を回避するために、テレビ等で同性愛者が出てきたときの両親の様子を確認しておくのも重要です。

露骨に嫌悪感を示しているようでしたら、カミングアウトをするのはあまりお勧めできません。

それでもするのであれば、なおさら、あなたが自立するまで待つようにしましょう。

 

<両親の健康状態が良好であること>

3点目は両親のために重要なことです。

あなたがカミングアウトをすると、残念ながらあなたの両親は少なからずショックを受けることでしょう。

もし両親が病気を患っているのならば、精神状態に悪影響を及ぼし病気も悪化してしまう、ということも十分考えられます。

最近では同性愛についても理解もだいぶ進んでいる、と思っているかもしれませんが、あなたが思っている以上に、世間に一般の同性愛者に対するネガティブなイメージは未だ強く残っています。

特に、年配の世代になればなるほど、それが顕著な傾向にあります。なので、カミングアウトは両親が健康な状態のときに行うのがベストです。

 

ゲイに対する偏見は高い、田舎でのカミングアウトは危険

そして、もしあなたが田舎に住んでいるのであれば、基本的に親以外にはカミングアウトをするべきではないと私は思います。

場合によっては親すら危険かもしれません。

その理由は、場所によっては田舎は早めに結婚するのが良いという風潮が強く残っており、さらにもし悪い噂が広まったときにあなたの居場所がなくなるからです。

田舎のコミュニティはとても狭く、あまり大きなニュースや話題もないのが日常ですので、変なうわさはあっという間に地元のコミュニティ全体に広がります。

もしどこかからあなたがゲイである、という事実がもれたりしたら、おそらく瞬く間に町中にそのうわさは広がるでしょう。

そうなってしまうと、早く結婚して一軒家をもつことがステータスである田舎で、あなたが暮らしにくくなることは間違いありません。

噂や風潮に耐える強い精神力があれば別ですが、そこまで我慢するのであればとっとと多様な価値観のある都会に出て行ったほうがあなたのためにもよいでしょう。

まとめ

以上がカミングアウトについての体験談と注意点になります。

もちろん、人によって環境や状況も様々だとは思いますので、今回書いたことが全てにおいて当てはまるかといえば、一概にそうとは言えません。

そしてなにより、誰にもカミングアウトをせずに生きていくゲイが大多数です。

カミングアウトをするかどうかは、最終的にはあなたが決めることなのです。

もしするのであれば、カミングアウトをすることによって、あなたが少しでもあなたらしく生きられることを、私・K太は願っております。

 

(情報提供:K太)

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